Wakyoさんからご指名があったので、ユースのインタビューに行ってまいりました。実は僕は物書きを仕事にしているという意識がないので、めったにインタビューをしません。それで飯を食っているライターさんやジャーナリストには勝てないですからね。ただ、相手がある程度現場の制作やDJ、もしくは本質的なことについて記事にしてほしそうなときは、自分が適役だと思うのでやらせてもらいます。最近だと大沢さん、ティム・デラックスを担当いたしました。あと、電気Xスチャには社長として挨拶に行きましたね。さて、ユースですが、僕はキリングジョークのファンだったので、会えて光栄でした。ポエトリーやイラストも手がける根っからのアーティスト肌で、興味深いお話しもたくさんきけたんで、9・25売りに載せたいと思います。彼はダニー・ランプリングをしてミリオネア・ヒッピーと言わしめた最も成功したヒッピー?だと思うんですが、気取ったところのない、とても気さくな感じ。「なんでプロデューサーとして大成功(ヴァーブは700万枚も売った!)しているのに、アンダーグラウンドでサイケなのか?」という質問にもていねいに答えてくれました。要はアーティストにとって大事なのはコミュニティーなんだってことでした。ゴアから続くサイケシーンが、他と違ってあまり浮き沈みしない理由もそこにあるんですよね。