さっき昨日の朝日新聞を飯食いながら眺めてたら、あの天声人語にライブドア対フジは「メディアの興亡だが、その帰趨を決するほどのものかはわからん、だが、新旧の攻防であり、焦土作戦はニッポン放送社員の防衛になるのか疑問だ」って書いてあって、不謹慎ながら爆笑してしまった。おっさん、おっさん、俺もおっさんだけど、あんた頭大丈夫か? 高みの見物してる場合じゃないだろ。メディアの興亡を決する争いはすでにテレビ対ネットになってるから、あれが起きたんでしょ。堀江さんは、AMラジオはおろか新聞なんてはなから興味ないわけで、新聞は最初から相手にされてない。実は私、20年間愛読していた朝日の契約を先月打ち切ろうとしました。なぜなら、「かさばる、ばかみたいに情報が遅い、いいとこなし」になってしまったからです。ちょっと前まで、新聞は一覧性に優れてるし、電車で読めるから残る、と思ってたんですが、電車で読みたいのは、よく考えたら情報ではなくテーマの決まった専門書なんですよ。携帯とネットがおそらく真っ先にものすごい勢いでシェアを奪っていくであろうメディア、それは“新聞と情報誌”。焦土作戦どうのこうのと言ってる場合じゃないんですよ、新聞のみなさん。ちなみに朝日の契約は営業のおにいさんのショックがあまりに大きそうだったので、3か月延長しましたが、次はもうやめだ。高いし。