木曜日, 8月 12, 2004
 
民族と音楽
昨日の話のちょっと続きなんですが、音楽はグローバルなものでありローカルなものでもあります。それは料理と似ていて、そこに住む民族や土地にあったものが一番人気になります。イビサやイタリアのようなヨーロッパ南部では非常にハウスが強いです。それもBPM125位のゆるいやつです。ここ日本やUKはちょっと緯度が高いので、もう少し早めの音が人気です。BPM145のハードハウスやサイケデリックトランスが人気なのは、緯度のせいなのです。総じて赤道付近ではレゲエなどのゆるい音楽が人気で、極へ向かうほど最適BPMは早くなります。これが当てはまらないのはアメリカのように移民で成立している国だけです。同様に体型によってもBPMの好みは変わります。大柄な人ほど好むBPMは遅く、小柄な人ほど好むBPMが早いというのが基本でしょう。ヒップホップは巨漢が似合うし、ハウスは中肉中背、トランスはやせ型、ハピコアは小柄な人に似合います。もちろん例外は山ほどあるでしょうが、実際にパーティーに行ってみると、それほどこの説が間違っていないのが証明されると思います。こうした現象が起きる理由は簡単なことです。暑いところでは高速で身体を動かすこと自体が不快だからゆるい音楽が好まれ、寒いところでは身体を動かすと暖まるから早い音楽が好まれるということ。同様の理由で、大柄な人は小柄な人より同じ動作でもカロリー消費が大きいので、自然とゆるい音楽を好むようになるということです。もっとも、僕が注目しているのは、こうした明快な理由ではなく、実は磁場や、その土地が持っているエネルギーの方なんですけどね。それはちょっとオカルトなので、また次回。


posted by djtomo  # 12:42 午後


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