ルイベガ、かなり盛り上がってたみたいですね。ハウスの大御所ははずさないですよね。旬のサウンドが特に無い今、いわゆる良い音楽が消去法で浮上してくるのはよいことだと思いますが、僕は瞬間的に盛り上がっては消えていくムーヴメントにこそクラブの魅力があると思っているので、現状のシーンはちょっと物足りないです。DJじゃなくて新人のダンスバンドが３組位出て一晩を構成していくようなパーティーがおもしろそうだなぁと漠然と構想中。そもそもDJカルチャーやダンスミュージックはロックの不自由さに対するカウンターカルチャーだったからかっこよかったんですが、今やその保守的加減はいい勝負。ヘビメタの様式美かトランスのブレイクかって感じですからね。アンダーグラウンドが定型化しちゃったら洒落になりませんよ。そんなわけで、僕は最近３分POPSの方にアンダーグラウンドさを感じるのです。クラブミュージックやってるのに３分１曲で４５分位のライブ完結、そういうのは一晩の流れをロングミックスで６時間セットっていうのよりはるかに新しいはず。